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理由で解く 作業療法士
骨盤骨折は後腹膜腔に豊富な静脈叢・動脈が走行し、大量出血をきたして出血性ショックに至りやすい。
出血性ショックの合併リスクは、骨折部位周囲の血管の太さ・多さと、出血が周囲組織に貯留する容量で決まる。骨盤は後腹膜腔に静脈叢や内腸骨動脈系の血管が密に走行し、骨盤輪が破綻すると出血が後腹膜腔に大量に貯留し、数リットルに及ぶこともある。このため高エネルギー外傷による骨盤骨折は循環血液量減少性(出血性)ショックの代表的原因となり、致死率も高い。四肢末梢の骨折(橈骨遠位端・足関節)や脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折は出血量が相対的に少なく、単独で出血性ショックに至ることはまれである。よって選択肢3が正しい。
| 部位 | 出血リスク |
|---|---|
| 骨盤 | 非常に高い(後腹膜大量出血) |
| 大腿骨(骨幹部) | 高い(1000mL超) |
| 大腿骨頸部 | 中等度 |
| 前腕・下腿末梢 | 低い |
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