学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO61A013
理由で解く 作業療法士
右(利き手側)上肢III・手指IIと重度で実用手への回復が見込みにくいため、非麻痺側(左手)への利き手交換訓練を進めてADL自立を図る。
左被殻出血により右片麻痺を呈し、発症6週の時点でBrunnstrom上肢III・手指IIと分離運動が乏しい。手指がステージIIにとどまる場合、実用手(細かな操作が可能な手)への回復は一般に困難とされ、麻痺手の機能回復のみを目指すのは効率が悪い。したがってADL自立のためには非麻痺側である左手への利き手交換訓練が最も適切となる。座位自立・言語良好で学習能力は保たれており、非利き手訓練の適応がある。興味のある料理・園芸は動機づけとして早期から治療に取り入れるべきで、退院後に先送りする理由はない。
| 上肢/手指の状態 | 手の実用度 | 方針 |
|---|---|---|
| 手指BRS II程度 | 廃用手に近い | 利き手交換・代償 |
| 手指BRS III〜IV | 補助手 | 両手動作での補助訓練 |
| 手指BRS V〜VI | 実用手 | 麻痺手の機能訓練を強化 |
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