学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO61A008
理由で解く 作業療法士
強い筋緊張と重度側弯を伴う重症児では、まず姿勢を整える座位ポジショニングが生活基盤。呼吸・変形進行・二次障害の予防と活動の土台になる。
四肢の強い筋緊張と重度側弯症を有する重症心身障害児では、姿勢の崩れが筋緊張・変形の悪化、呼吸障害、褥瘡や誤嚥のリスクを高める。作業療法として最初に整えるべき『日常生活の基盤』は、身体を安定させて筋緊張を調整し変形進行を抑える座位ポジショニングであり、これが呼吸・摂食・感覚活動などあらゆる活動の土台となる。経管栄養で嚥下の安全性も未確立の段階で飲水訓練を先行させるのは誤嚥リスクが高く不適切。重度の障害像に対し複雑課題の自力遂行や言語訓練中心のアプローチは発達段階・機能水準に合わない。他児との交流(社会性)は基盤が整った後の目標であり、最初の対応としては優先度が低い。
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