学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO61A002
理由で解く 作業療法士

右利き患者の左(優位)半球頭頂葉後方の出血では失算(Gerstmann症候群)が最も見られる。
別冊No.1は頭部単純CT水平断。左右マーカーは画像左が「右」、画像右が「左」を示す。左(優位)半球後方、側脳室後角付近の頭頂後頭領域に境界明瞭な高吸収域(=急性期の脳出血)を認める。突然の頭痛で発症した病歴とも一致する。72歳・右利きの女性であり左半球が優位半球であるため、優位半球頭頂葉(角回)病変ではGerstmann症候群として失算・失書・手指失認・左右失認が生じる。よって最も見られる症状は失算。運動失語は左前頭葉(Broca野)、着衣失行と左半側視空間失認は右(劣位)頭頂葉病変で生じるため、後方かつ左側の本病巣とは合致しない。
| 症状 | 主な病巣側 |
|---|---|
| 失算(Gerstmann) | 左(優位)半球・角回 |
| 運動失語 | 左前頭葉Broca野 |
| 着衣失行 | 右(劣位)半球 |
| 半側空間無視 | 右頭頂葉 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。