学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO60P020
理由で解く 作業療法士
本例は境界性パーソナリティ障害。TEACCHは自閉スペクトラム症への構造化支援プログラムで、適応が異なるため不適切。
慢性的な空虚感、理想化とこき下ろしの間で揺れる不安定な対人関係、見捨てられ不安、自殺のそぶり・リストカットなどの自傷は境界性パーソナリティ障害の中核特徴である。この障害には、感情調整と対人スキルを育てる弁証法的行動療法(DBT)がエビデンスの高い第一選択の一つであり、認知行動療法、力動的精神療法、心の状態を捉える力を高めるメンタライゼーションに基づく治療(MBT)もいずれも用いられる。一方、TEACCHプログラムは自閉スペクトラム症に対し環境の構造化により生活・学習を支援する方法で、対象疾患が異なるため境界性パーソナリティ障害の治療としては適切でない。したがって選択肢4が正解(適切でない)である。
| 療法 | 主な適応 |
|---|---|
| 弁証法的行動療法(DBT) | 境界性パーソナリティ障害 |
| メンタライゼーション療法(MBT) | 境界性パーソナリティ障害 |
| 認知行動療法(CBT) | うつ・不安・広く適用 |
| 力動的精神療法 | 対人葛藤・パーソナリティ障害 |
| TEACCH | 自閉スペクトラム症 |
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