学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO60P009
理由で解く 作業療法士

P波が消失し細動波(f波)を伴い、RR間隔が絶対性不整(irregularly irregular)を示すのが心房細動の特徴。
動悸・息苦しさを訴える高齢者の心電図で、明瞭なP波が消失し基線に細かい細動波(f波)がみられ、QRS間隔(RR間隔)がまったく不規則(絶対性不整脈)であれば心房細動である。心室細動は規則性のない致死的な波形で意識消失・心停止を伴い、歩いて来室した本例と合わない。心室頻拍は幅広QRSが規則的に連続する。心室性期外収縮は基本調律の中に散発する幅広QRSで、全体が不整というわけではない。完全房室ブロックはP波とQRSが互いに独立(房室解離)し、QRSは徐脈で規則的。以上より心房細動が正しい。
| 不整脈 | 特徴 |
|---|---|
| 心房細動 | P波消失・f波、RR絶対性不整 |
| 心室細動 | 無秩序で規則性なし、心停止 |
| 心室頻拍 | 幅広QRSが規則的に連続 |
| 心室性期外収縮 | 散発する幅広QRS |
| 完全房室ブロック | 房室解離・規則的な徐脈 |
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