学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO59A009
理由で解く 作業療法士
膝の安定性は保たれ問題は軽度内反尖足のみ。足関節を制御する短下肢装具が最適。
本例は膝折れや反張膝がなく膝関節の安定性は保たれており、歩行障害の主因は下肢Brunnstrom stage IIIに伴う軽度の内反尖足である。内反尖足の制御には足関節を支持・矯正する短下肢装具(AFO)が適応となり、遊脚期の下垂足による躓きと立脚期の内反を防いで早期の歩行・移動能力獲得に有用である。膝を跨ぐ長下肢装具や膝装具は膝が安定している本例には過剰で、かえって重く歩行練習を妨げる。感覚・高次脳機能障害がない点も装具歩行の適応を後押しする。
| 装具 | 主な適応 |
|---|---|
| 短下肢装具(AFO) | 内反尖足・下垂足(膝は安定) |
| 長下肢装具(KAFO) | 膝折れなど膝不安定 |
| 骨盤帯付長下肢装具 | 股・膝の重度不安定 |
| 靴型装具 | 足部変形・免荷 |
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