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理由で解く 作業療法士

QO58P038 作業療法治療学

出典:第58回作業療法士国家試験(2023)午後 問38
問題
誤嚥性肺炎への対応で正しいのはどれか。
選択肢
1 食事直後に臥位で休憩させる。
2 酸素投与中はベッド上安静にする。
3 絶飲食中に口腔ケアは不要である。
4 就寝時にベッドの頭位を軽度挙上する。
5 総エネルギー必要量は肺炎の重症度から算出する。
解答
正解4(就寝時にベッドの頭位を軽度挙上する。)
解説

誤嚥性肺炎の予防・対応では、就寝時に頭位を軽度挙上して胃食道逆流と誤嚥を防ぐ。

誤嚥性肺炎は口腔・咽頭内容や胃内容の誤嚥が原因となるため、逆流・誤嚥を防ぐ体位管理が重要である。就寝時にベッドの頭位を軽度挙上すると胃食道逆流と不顕性誤嚥を減らせるため正しい。食事直後の臥位は逆流を助長するため座位を保持する。酸素投与中でも不要な安静は廃用を招くため避け、絶飲食中こそ口腔内細菌の繁殖を抑えるため口腔ケアは重要である。総エネルギー必要量は体重・活動量・基礎代謝などから算出するものであり、肺炎の重症度から算出するものではない。

✗ 1. 誤り
食事直後に臥位で休憩させる。
逆流を助長するため座位を保持する
✗ 2. 誤り
酸素投与中はベッド上安静にする。
不要な安静は廃用を招く。可能な範囲で離床する
✗ 3. 誤り
絶飲食中に口腔ケアは不要である。
絶食中こそ細菌繁殖予防のため口腔ケアが重要
✓ 4. 正しい
就寝時にベッドの頭位を軽度挙上する。
逆流・誤嚥予防に有効で正しい
✗ 5. 誤り
総エネルギー必要量は肺炎の重症度から算出する。
体重・活動量等から算出する
ポイント
  • 就寝時は頭位挙上で逆流・誤嚥予防
  • 食後は座位保持
  • 絶食中も口腔ケアは必須
  • 不要な安静を避け廃用予防
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