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理由で解く 作業療法士

QO58P027 作業療法評価学

出典:第58回作業療法士国家試験(2023)午後 問27
問題
原始反射のうち正常児の7〜8か月でみられるのはどれか。
選択肢
1 探索反射
2 Galant反射
3 手掌把握反射
4 足底把握反射
5 非対称性緊張性頸反射
解答
正解4(足底把握反射)
解説

足底把握反射は生後9〜10か月頃(独立歩行の準備期)まで残存するため、7〜8か月でもみられる。他は生後半年までに消失する。

原始反射は中枢神経の成熟に伴い一定時期に消失する。足底把握反射は足底への刺激で足趾が屈曲する反射で、生後9〜10か月頃(起立・歩行が始まる時期)まで残存するため、7〜8か月の正常児でもみられる。一方、探索(ルーティング)反射やGalant反射は生後2〜3か月頃まで、手掌把握反射は4〜6か月頃まで、非対称性緊張性頸反射(ATNR)は4〜6か月頃までに消失するため、7〜8か月ではみられない。反射の消失遅延は中枢神経障害を示唆するため、消失時期の把握は発達評価上重要である。

✗ 1. 誤り
探索反射
生後2〜3か月頃までに消失し7〜8か月ではみられない
✗ 2. 誤り
Galant反射
生後2か月頃までに消失する
✗ 3. 誤り
手掌把握反射
生後4〜6か月頃までに消失する
✓ 4. 正しい
足底把握反射
生後9〜10か月頃まで残存し7〜8か月でもみられる
✗ 5. 誤り
非対称性緊張性頸反射
生後4〜6か月頃までに消失する
ポイント
  • 足底把握反射は歩行開始前(9〜10か月頃)まで残存
  • 探索・Galant・手掌把握・ATNRは生後半年までに消失
  • 反射の消失遅延は中枢神経障害を示唆
比較表
主な原始反射の消失時期の目安
反射消失時期の目安
探索(ルーティング)反射生後2〜3か月
Galant反射生後2か月
手掌把握反射生後4〜6か月
非対称性緊張性頸反射(ATNR)生後4〜6か月
足底把握反射生後9〜10か月
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