学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO58P008
理由で解く 作業療法士
右片麻痺で右上下肢の随意性が不十分(上肢・手指BrsⅢ、下肢BrsⅣ)。健側左手・左足で操作できるよう、片手運転を助けるハンドルノブと、左足でアクセルを踏める左アクセルペダルが適切。
この患者は右片麻痺で右上肢・手指がBrunnstromステージⅢと分離運動が不十分、右下肢はⅣだが感覚障害もあり、アクセル・ブレーキの微妙な操作を右足で安全に行うのは困難である。運転の改造は残存する健側(左上下肢)で確実に操作できるようにすることが基本となる。ハンドルは片手(健側左手)で確実に回旋操作できるようステアリングノブ(旋回ノブ)を設置し、下肢は健側の左足でアクセルを踏めるよう左アクセルペダルに変更する(これによりブレーキも左足で操作できる配置とする)。移乗ボードや体幹ベルトは、歩行自立・座位保持良好な本症例では運転操作の改造として不要。手動運転装置は両下肢が使えない場合に用いるもので、健側下肢が使える本症例では第一選択にならない。
| 改造 | 主な適応 |
|---|---|
| ステアリングノブ | 片手(片麻痺)でのハンドル操作 |
| 左アクセルペダル | 右下肢が使えない片麻痺 |
| 手動運転装置 | 両下肢麻痺・対麻痺 |
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