学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第10章 ▸ 実地 / QO58P006
理由で解く 作業療法士

手指発達で最後に完成し最も難易度が高いのは、母指と示指の指尖を対立させて小さな物をつまむ指尖つまみ(精密把握)である。
手指の把握(つかみ)は発達に伴い、手掌全体で握る未熟な「手掌把握」から、母指と示指の指尖を対立させて小さな物をつまむ「指尖つまみ(精密把握)」へと段階的に洗練される。図では小球を保持する位置が、手掌に近い近位(1・2)から、指腹・側面で挟む中間段階(3)、そして指先どうしでつまむ遠位(4)へと描き分けられている。母指と示指の指先で小球をつまむ4は、対立運動と個々の指の分離運動を要し、発達上最後に完成する最も難易度の高い把握である。したがって最も難易度が高いのは4。
| 段階 | おおよその時期 |
|---|---|
| 手掌把握 | 4〜5か月 |
| 橈側手掌把握 | 6〜7か月 |
| 熊手状把握(raking) | 7〜8か月 |
| 指腹つまみ | 8〜9か月 |
| 指尖つまみ(precision pincer) | 9〜12か月以降 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。