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理由で解く 作業療法士

QO58P005 基礎作業療法学

出典:第58回作業療法士国家試験(2023)午後 問5
問題
座位の発達段階の順序で正しいのはどれか。
選択肢
1 A → C → B
2 B → A → C
3 B → C → A
4 C → A → B
5 C → B → A
解答
正解4(C → A → B)
解説

座位保持に伴う保護伸展反応(パラシュート反応)は、前方(約6〜7か月)→側方(約7〜8か月)→後方(約9〜10か月)の順に成熟する。図はこの成熟順に並べたものが正しい。

乳児が独りで座位を保持できるようになる過程では、倒れそうになったときに手を突いて体を支える保護伸展反応(パラシュート反応)が発達する。この反応は方向によって出現時期が異なり、まず前方(生後約6〜7か月)に現れ、次いで側方(約7〜8か月)、最後に後方(約9〜10か月)へと成熟していく。前方支持が獲得されると前のめりで支えられる不安定な座位が可能になり、側方支持で横方向の安定が加わり、後方支持の獲得によりほぼ完全な安定座位となる。図A・B・Cはそれぞれ座位における支持の方向を示しており、この発達順(前方→側方→後方)に一致する並びがC→A→Bであるため選択肢4が正しい。

✗ 1. 誤り
A → C → B
前方→側方→後方の成熟順に一致しない
✗ 2. 誤り
B → A → C
後方(最後に発達)を最初に置いており順序が逆
✗ 3. 誤り
B → C → A
後方を先頭に置いており不適
✓ 4. 正しい
C → A → B
前方→側方→後方の保護伸展反応の成熟順に一致
✗ 5. 誤り
C → B → A
前方から始まるが以降の側方・後方の順が逆
ポイント
  • 保護伸展反応=前方→側方→後方の順に発達
  • 前方 約6〜7か月/側方 約7〜8か月/後方 約9〜10か月
  • 後方支持の獲得で安定座位が完成
比較表
座位・保護伸展反応(パラシュート反応)の発達
方向おおよその出現時期
前方6〜7か月
側方7〜8か月
後方9〜10か月
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