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理由で解く 作業療法士
アルコール幻覚症は意識清明のまま幻聴を主体とする病態で、幻視を主とするのは離脱期の振戦せん妄。
アルコール依存症は、反復飲酒による耐性の増大(同じ効果に多量を要する)と離脱症状を特徴とし、遺伝的素因(家族集積性)が関与する。断酒に成功しても少量の再飲酒で急速に依存状態へ戻りやすく(コントロール障害)、再発が多い。合併する精神病像のうちアルコール幻覚症は意識清明下で幻聴を主体とする点が特徴的である(振戦せん妄が主に幻視を伴うのと対照的)。パーソナリティ障害は物質使用障害の危険因子であり、反社会性パーソナリティ障害のほか依存性パーソナリティ障害も発症リスクを高める因子として挙げられる。したがって誤っているのは、幻視を主とすると述べた選択肢4である。
| 病態 | 意識 | 主な幻覚 |
|---|---|---|
| アルコール幻覚症 | 清明 | 幻聴 |
| 振戦せん妄(離脱) | 混濁 | 幻視・小動物幻視 |
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