学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QO57P030
理由で解く 作業療法士
上腕能動義手では、肘を最大屈曲させるのに要する肩関節屈曲角度が大きすぎる場合、コントロールケーブルの長さ・効率の不良が原因となる。操作効率を評価する適合検査項目である。
上腕能動義手(体内力源式)は、ハーネスとコントロールケーブルを介して肩関節の屈曲・肩甲帯の運動を義手の肘継手屈曲や手先具開閉に伝える。適合検査では、肘を最大屈曲させるのに必要な肩関節屈曲角度を評価し、これが過大であればケーブルの長さや取り回し(効率)の不良を疑う。ケーブルが長すぎたり効率が悪いと、少ない肩の動きで肘を屈曲できず操作性が低下する。したがって「肘の最大屈曲に要する肩関節の屈曲角度」と「ケーブルの長さの不良」の組合せが正しい。他の選択肢は評価項目と原因の対応が誤っている(回旋・懸垂の安定性はソケット適合やハーネス懸垂に、可動域は継手やトリミングに関わるが、提示された組合せは対応が一致しない)。
| 検査項目 | 不適合の原因 |
|---|---|
| 肘最大屈曲に要する肩屈曲角度 | ケーブルの長さ・効率の不良 |
| 手先具の操作力・開閉 | ケーブル/ハーネスの不良 |
| 懸垂・下垂力への安定性 | ソケット・ハーネス適合不良 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。