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理由で解く 作業療法士
厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類ステージ6は、四つ這いもできずいざり這いのみ可能な時期。歩行はすでに失われており、学校生活では移動手段の確保が最優先になる。
Duchenne型筋ジストロフィーの機能障害度分類(厚生省筋萎縮症研究班)では、ステージ4までは歩行が可能、ステージ5で起立・歩行が不能となり四つ這いが可能、ステージ6は四つ這いも不能でいざり這いのみ可能、ステージ7で座位保持のみ、ステージ8で常時臥床となる。本例のステージ6はすでに歩行が失われ、下肢だけでなく体幹・上肢の筋力低下も進行している段階である。学校生活では教室間の移動や特別教室への参加など移動距離が長く、手動車椅子の自走では疲労が大きくて授業や友人との活動への参加が制限されてしまう。そのため、わずかな力で操作でき移動の自立と活動参加を保てる電動車椅子の導入が最も優先度の高い支援となる(選択肢4)。歩行器や長下肢装具は起立・歩行がまだ残るステージ4〜5に用いるもので、歩行が失われた本例には適さない。給食の食形態変更は嚥下障害が問題になるステージ7〜8以降に検討する課題であり、現時点の優先事項ではない。トイレの手すり設置も有用ではあるが、まず移動手段を確保することの優先度には及ばない。
| 時期 | 主な支援 |
|---|---|
| 歩行可能期 | 装具・歩行補助での歩行維持 |
| 歩行不能・車椅子期(ステージ7前後) | 電動車椅子での移動自立 |
| ベッド中心期 | 呼吸・嚥下管理、環境制御装置 |
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