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理由で解く 作業療法士

QO57A070 運動学

出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午前 問70
問題
右下肢の運動の様子を図に示す。関与する主な筋はどれか。
図
選択肢
1 膝窩筋
2 大腿二頭筋
3 薄筋
4 半腱様筋
5 縫工筋
解答
正解2(大腿二頭筋)
解説

膝屈曲位で下腿を外旋させる主動筋は大腿二頭筋(他の選択肢はすべて下腿の内旋筋)。

図は座位で膝を約90度屈曲した状態から、右下腿を回旋させる運動を示す。変化後の図では右足のつま先が外側(外方)を向き、下腿に付された湾曲矢印が下腿の外旋(外側回旋)を表している。膝屈曲位で下腿を外旋させる主な筋は大腿二頭筋であり、これが正答となる。他の選択肢である膝窩筋・薄筋・半腱様筋・縫工筋は、いずれも膝屈曲位で下腿を内旋させる筋であり、図に示された外旋運動とは方向が逆で合致しない。したがって図の運動に関与する主な筋は大腿二頭筋である。

✗ 1. 誤り
膝窩筋
膝屈曲位で下腿を内旋させる筋(膝の解錠にも働く)。図の外旋運動には働かない
✓ 2. 正しい
大腿二頭筋
膝屈曲位で下腿を外旋させる唯一の外旋筋。図は右足先が外方を向くよう下腿が外旋しており、本筋が主動作筋
✗ 3. 誤り
薄筋
下腿を内旋させる筋。図の外旋には働かない
✗ 4. 誤り
半腱様筋
下腿を内旋させる筋。図の外旋には働かない
✗ 5. 誤り
縫工筋
下腿を内旋させる筋。図の外旋には働かない
ポイント
  • 膝屈曲位での下腿外旋=大腿二頭筋
  • 下腿内旋=半腱様筋・半膜様筋・薄筋・縫工筋・膝窩筋
  • 大腿二頭筋は坐骨神経支配、膝屈曲・股関節伸展も担う
比較表
膝屈曲位での下腿回旋作用
下腿の回旋作用
大腿二頭筋外旋
半腱様筋・半膜様筋内旋
薄筋・縫工筋内旋
膝窩筋内旋
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