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理由で解く 作業療法士
安静時代謝量は座位安静で測るため、覚醒・空腹・仰臥位で測る基礎代謝量よりも大きい。
基礎代謝量は早朝空腹時に覚醒・仰臥位・安静・快適室温という条件をそろえた状態で測る、生命維持に必要な最小の代謝量である。一方、安静時代謝量は椅子に座って静かにしている日常的な安静状態で測るため、姿勢保持のための筋活動や食事誘発性熱産生の影響を含む。そのぶん安静時代謝量は基礎代謝量より約10〜20%大きく、「安静時代謝量は基礎代謝量より小さい」とする選択肢1が誤りである。基礎代謝量は甲状腺ホルモンやカテコールアミンなど内分泌の影響を受け、甲状腺機能亢進症では増加する。安静時代謝量は体重、とくに代謝の主役である除脂肪量の減少に伴って低下する。呼吸商は糖質のみが燃焼すれば1.0、脂質では約0.7となるため、脂肪の燃焼が多くなるほど低下する。代謝当量1単位、すなわち1METは座位安静時の酸素摂取量3.5mL/kg/分を基準としている。よって誤りは選択肢1である。
| 指標 | 測定条件・特徴 |
|---|---|
| 基礎代謝量(BMR) | 空腹・覚醒・仰臥位・快適室温での最小代謝 |
| 安静時代謝量(RMR) | 座位安静などの日常安静、BMRより約10-20%大 |
| 1MET | 安静座位≒酸素3.5mL/kg/分 |
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