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理由で解く 作業療法士

QO57A050 基礎作業療法学

出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午前 問50
問題
個人情報保護の観点から、事例報告における記載内容と記載方法の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 患者氏名 ― K.R
2 生年月日 ― 1970年12月1日
3 年齢 ― 50歳代前半
4 現住所 ― 東京都千代田区霞が関1-2-2
5 職業 ― 公務員(厚生労働省勤務)
解答
正解3(年齢 ― 50歳代前半)
解説

事例報告では個人を特定できない匿名化が原則。年齢は具体的な年齢でなく『50歳代前半』のように幅を持たせて記載する。

事例報告では、患者個人を特定できないよう情報を匿名化・抽象化する必要がある。年齢を『50歳代前半』と幅を持たせて表記するのは、個人特定を避けつつ臨床的意味を保つ適切な方法である。イニシャルであっても氏名の記載は特定につながりうるため避け(記号化・仮名化が望ましい)、具体的な生年月日・詳細な住所番地・特定の勤務先名は個人を容易に特定させるため不適切である。

✗ 1. 誤り
患者氏名 ― K.R
イニシャルでも氏名の記載は特定につながりうるため不適
✗ 2. 誤り
生年月日 ― 1970年12月1日
具体的な生年月日は個人特定性が高く不適
✓ 3. 正しい
年齢 ― 50歳代前半
幅を持たせた表記で個人を特定しにくく適切
✗ 4. 誤り
現住所 ― 東京都千代田区霞が関1-2-2
番地までの住所は特定性が高く不適
✗ 5. 誤り
職業 ― 公務員(厚生労働省勤務)
職業 ― 公務員(厚生労働省勤務):特定の勤務先名は個人特定につながり不適
ポイント
  • 事例報告は匿名化・抽象化が原則
  • 年齢は『50歳代前半』のように幅を持たせる
  • 氏名(イニシャル含む)・生年月日・番地・勤務先名は特定につながり不適
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