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理由で解く 作業療法士

QO57A030 作業療法評価学

出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午前 問30
問題
日常生活活動の評価で自記式の評価法はどれか。
選択肢
1 PULSES
2 Barthel Index
3 老研式活動能力指標
4 障害老人の日常生活自立度判定基準
5 Katz Activities of Daily Living Index
解答
正解3(老研式活動能力指標)
解説

老研式活動能力指標は本人が回答する自記式の手段的ADL(IADL)尺度。他は観察・判定に基づく評価法。

『自記式』とは対象者本人が質問項目に回答する形式である。老研式活動能力指標(TMIG-Index of Competence)は、手段的自立・知的能動性・社会的役割の13項目を『はい/いいえ』で本人が回答する自記式の高次生活機能(IADL)尺度で、地域高齢者の活動能力評価に広く用いられる。一方、PULSES・Barthel Index・Katz Indexは検査者が対象者の遂行を観察・聴取して採点するADL評価法であり、障害老人の日常生活自立度判定基準(寝たきり度)は評価者が生活自立度を判定するものである。したがって自記式は老研式活動能力指標である。

✗ 1. 誤り
PULSES
身体状況等6領域を評価者が採点するADL評価
✗ 2. 誤り
Barthel Index
基本的ADL10項目を評価者が観察・採点
✓ 3. 正しい
老研式活動能力指標
13項目を本人が回答する自記式のIADL尺度
✗ 4. 誤り
障害老人の日常生活自立度判定基準
評価者が寝たきり度を判定
✗ 5. 誤り
Katz Activities of Daily Living Index
基本的ADLを評価者が段階判定
ポイント
  • 自記式=本人が回答
  • 老研式活動能力指標=13項目・IADL・自記式
  • Barthel/Katz/PULSESは評価者採点
  • 日常生活自立度判定基準は評価者判定(寝たきり度)
比較表
主なADL/IADL評価法の形式
評価法形式・対象
老研式活動能力指標自記式・IADL(高次生活機能)
Barthel Index評価者採点・基本的ADL
Katz ADL Index評価者判定・基本的ADL
PULSES評価者採点・総合的身体状況
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