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理由で解く 作業療法士
カーテン徴候=一側の咽頭収縮筋麻痺で発声時に咽頭後壁が健側へ引かれる所見。迷走・舌咽神経障害を示し、咽頭期の嚥下が障害される。
カーテン徴候(Vernet徴候)は、『あー』と発声させたときに軟口蓋・咽頭後壁が麻痺側から健側へカーテンを引くように偏位する所見で、一側の咽頭収縮筋(迷走神経支配)・舌咽神経の麻痺を示す。咽頭収縮筋は食塊を咽頭から食道へ送り込む嚥下反射(咽頭期)を担うため、これが麻痺すると咽頭期の嚥下が障害され、鼻咽腔逆流や咽頭残留、誤嚥のリスクが高まる。摂食嚥下は先行期(認知)→準備期(咀嚼・食塊形成)→口腔期(食塊送り込み)→咽頭期(嚥下反射)→食道期(食道蠕動)の5期に分けられ、咽頭期は下位脳神経が関与する反射性の相である。
| 期 | 主な働き |
|---|---|
| 先行期 | 食物の認知 |
| 準備期 | 咀嚼・食塊形成 |
| 口腔期 | 食塊の咽頭への送り込み |
| 咽頭期 | 嚥下反射(咽頭収縮筋) |
| 食道期 | 食道蠕動 |
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