学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO57A014
理由で解く 作業療法士

緊張・被害的な統合失調症患者の作業面接は「直角法+オープンスペース+患者の後方に退路」が原則。視線が正面衝突する対面法、壁で患者を囲い退路をなくす配置、療法士が患者の背後(視界外)に座る配置は避ける。
統合失調症で症状が不安定・緊張が強い患者の面接では、視線が正面でぶつかる対面法は緊張や被注察感を高めるため避け、机の角を挟んで約90度に座る直角法(視線が直接合わない)を用いる。加えて設問が求める「オープンスペース」の要件として、机を壁から離した開けた空間に置き、患者の後方・側方に退路(開放空間)を確保することで安全感が生まれ、作業に取り組みやすくなる。これを満たすのは図3(机を開放空間に置き、患者が上辺・療法士が隣接する右辺に直角に着席、周囲に開放空間と退路あり)。図2は対面法で視線が正面衝突し緊張を招く。図1は平行法で療法士と患者の距離が近すぎ、机も左壁際で開放空間がない。図4は机が左壁際にあり患者が左壁・下壁・机に挟まれた隅に囲い込まれて退路がなく、オープンスペースでない。図5は机が壁の隅を占め、患者は机の手前で壁側に押し込まれ、療法士が患者の背後(視界外)に座るため、緊張・警戒の強い患者に不安を与える。よって最も適切なのは3。
| 配置 | 特徴 |
|---|---|
| 正面(対面) | 視線が直接ぶつかり緊張・圧迫感が強い |
| 直角(90度) | 視線を外せて緊張が緩む、面接に適する |
| 並列(横並び) | 協同作業向きだが表情確認はしにくい |
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