学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO57A011
理由で解く 作業療法士
ALSでは外眼筋(眼球運動)が終末期まで比較的保たれるため、進行例のスイッチ入力は視線・眼球運動が第一選択となる。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は上位・下位運動ニューロンが進行性に変性する疾患だが、外眼筋(眼球運動)・膀胱直腸機能・感覚・知能は末期まで保たれやすい(陰性四徴)。本例は四肢体幹の重度麻痺で手指運動が使えず、球麻痺のため舌・口唇の随意運動も障害され、呼吸困難があるため呼気スイッチも不適である。残存する外眼筋を利用した視線入力(アイトラッキング)や眼球運動スイッチが唯一実用的な入力手段となる。
| 保たれやすい | 内容 |
|---|---|
| 眼球運動 | 外眼筋は末期まで残存しやすい |
| 感覚 | 感覚障害は原則きたさない |
| 膀胱直腸機能 | 括約筋障害を残しにくい |
| 知的機能 | 認知は比較的保たれる(前頭側頭型合併例を除く) |
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