学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO57A007
理由で解く 作業療法士

PD(stage III・退院予定)の運動機能維持では抗重力伸展・立位バランス・歩行を促す活動が優先され、床座位・屈曲位での静的作業(選択肢5)は優先度が低い。
Parkinson病では前傾・屈曲姿勢、姿勢反射障害、動作緩慢が問題となる。本例はHoehn&Yahr stage IIIで伝い歩きレベル、薬物コントロール後に退院予定であり、運動機能維持の作業療法では抗重力伸展姿勢・立位バランス・歩行/移動能力の維持が優先される。1(立位で頭上へのリーチ)、2(手すりでの階段昇降)、3(立位で棒を頭上挙上)、4(座位で大きなボールの受け渡し=体幹回旋・リーチ)は、いずれも抗重力伸展・バランス・移動能力に働きかける活動で優先度が高い。これに対し5は床座位で前屈して行う静的作業であり、屈曲姿勢を助長しやすく立位・歩行やバランスの維持への寄与が乏しいため、優先順位が低い。
| ステージ | 特徴 |
|---|---|
| I | 一側性、機能障害は軽微 |
| II | 両側性、姿勢反射障害なし |
| III | 姿勢反射障害出現、日常生活は自立 |
| IV | 重度、起立歩行は介助的だが可能 |
| V | 車椅子・臥床、全介助 |
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