学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO56P011
理由で解く 作業療法士
臥床傾向の根本原因は「床からの立ち上がり困難」。起居・移乗の負担を軽減する環境設定(ベッド導入)が離床の前提であり最優先。
本症例は独居で臥床傾向にあり、床からの立ち上がりに台での代償を要している。床上の布団は起居・立ち上がり動作の負担が大きく、これが離床の頻度を下げて臥床傾向・廃用を助長する悪循環の起点となる。生活機能拡大の第一歩は「離床しやすい環境」を整えることであり、ベッド導入により立ち上がり・移乗の負担を減らせば、その後のセルフケア・家事・活動参加の拡大が現実的になる。環境調整を先行させてから活動量や社会参加を段階的に広げるのが訪問作業療法の定石である。
| 段階 | 介入内容 |
|---|---|
| 基盤 | 起居・移乗環境の調整(ベッド導入) |
| 活動 | セルフケア・家事の負荷を段階的に拡大 |
| 参加 | 買い物・地域活動など社会参加へ拡大 |
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