学習トップ理由で解く 作業療法士第13章 ▸ 一般 / QO56A049

理由で解く 作業療法士

QO56A049 地域作業療法学

出典:第56回作業療法士国家試験(2021)午前 問49
問題
特別支援教育について正しいのはどれか。
選択肢
1 軽度知的障害は対象とならない。
2 特別支援学級は10名以上で編成する。
3 一人一人の障害レベルによらず標準的な指導を行う。
4 注意欠如・多動性障害は通級による指導の対象である。
5 広汎性発達障害〈自閉スペクトラム症〉は知的障害を伴う場合のみ対象となる。
解答
正解4(注意欠如・多動性障害は通級による指導の対象である。)
解説

ADHDやLD、自閉スペクトラム症などは通級による指導の対象。特別支援教育は一人一人の障害に応じた個別的支援を行う。

特別支援教育は、障害のある児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め生活・学習上の困難を改善・克服するため、個別に適切な指導と支援を行う教育である。通級による指導は、通常の学級に在籍しながら一部を別室で指導する形態で、言語障害・LD・ADHD・自閉スペクトラム症・情緒障害などが対象に含まれる。特別支援学級の編成は少人数(標準として1学級おおむね8人が上限)であり、10名以上ではない。軽度知的障害も対象になり得るし、自閉スペクトラム症は知的障害の有無にかかわらず対象となる。標準的一律指導ではなく個別のニーズに応じる点も原則である。よって正しいのはADHDが通級指導の対象である点。

✗ 1. 誤り
軽度知的障害は対象とならない。
軽度知的障害も特別支援教育の対象になり得る
✗ 2. 誤り
特別支援学級は10名以上で編成する。
特別支援学級は少人数編成で標準の上限はおおむね8人
✗ 3. 誤り
一人一人の障害レベルによらず標準的な指導を行う。
一人一人のニーズに応じた個別的指導が原則
✓ 4. 正しい
注意欠如・多動性障害は通級による指導の対象である。
ADHDはLD・自閉スペクトラム症等とともに通級指導の対象
✗ 5. 誤り
広汎性発達障害〈自閉スペクトラム症〉は知的障害を伴う場合のみ対象となる。
知的障害の有無にかかわらず対象となる
ポイント
  • 通級指導の対象=LD・ADHD・自閉スペクトラム症・言語障害・情緒障害など
  • 特別支援学級は少人数編成(標準上限おおむね8人)
  • 個別の教育的ニーズに応じた支援が原則
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