学習トップ理由で解く 作業療法士第4章 ▸ 一般 / QO55P078

理由で解く 作業療法士

QO55P078 臨床医学大要

出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午後 問78
問題
良性の骨軟部腫瘍はどれか。
選択肢
1 脊索腫
2 軟骨肉腫
3 血管内皮腫
4 海綿状血管腫
5 多発性骨髄腫
解答
正解4(海綿状血管腫)
解説

海綿状血管腫は良性の血管性腫瘍。他は悪性(脊索腫・軟骨肉腫・多発性骨髄腫)ないし悪性度をもつ腫瘍。

骨軟部腫瘍を良性・悪性に分類する問題である。海綿状血管腫は拡張した血管腔からなる良性腫瘍で、椎体や軟部組織に生じる。一方、脊索腫は脊索遺残から生じる低悪性度〜悪性腫瘍で仙骨・斜台に好発し、軟骨肉腫は軟骨形成性の代表的悪性骨腫瘍、多発性骨髄腫は形質細胞の腫瘍性増殖で多発性の溶骨性病変をきたす血液系悪性腫瘍である。血管内皮腫は血管内皮由来で悪性度をもつ腫瘍に分類される。したがって良性は海綿状血管腫のみである。

✗ 1. 誤り
脊索腫
脊索遺残由来で仙骨・斜台に好発する低悪性度〜悪性腫瘍
✗ 2. 誤り
軟骨肉腫
軟骨形成性の代表的な悪性骨腫瘍
✗ 3. 誤り
血管内皮腫
血管内皮由来で悪性度をもつ腫瘍
✓ 4. 正しい
海綿状血管腫
拡張血管腔からなる良性の血管性腫瘍
✗ 5. 誤り
多発性骨髄腫
形質細胞の悪性腫瘍で多発性溶骨性病変をきたす
ポイント
  • 海綿状血管腫=良性血管性腫瘍
  • 軟骨肉腫・脊索腫=悪性骨腫瘍
  • 多発性骨髄腫=形質細胞由来の血液系悪性腫瘍(溶骨性病変)
比較表
骨軟部腫瘍の良性・悪性
腫瘍分類
海綿状血管腫良性
脊索腫低悪性度〜悪性
軟骨肉腫悪性
血管内皮腫悪性(度を持つ)
多発性骨髄腫悪性(血液系)
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