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理由で解く 作業療法士

QO55A027 作業療法治療学

出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午前 問27
問題
杖歩行を行う左片麻痺患者の、常時2点支持歩行の歩き出しで正しいのはどれか。
選択肢
1 左脚 → 杖 → 右脚
2 右脚 → 杖 → 左脚
3 左脚 → 右脚 → 杖
4 杖 → 左脚 → 右脚
5 杖 → 右脚 → 左脚
解答
正解4(杖 → 左脚 → 右脚)
解説

常時2点支持(3動作)歩行は「杖→患側下肢→健側下肢」。左片麻痺では患側=左なので、杖→左脚→右脚。

杖は健側(右)で持つ。常時2点支持歩行(3動作歩行)は安定性を重視した歩き方で、まず杖を前に出し、次に患側下肢を杖の位置へ、最後に健側下肢を進める。こうすると常に3点のうち2点以上が接地して支持が保たれる。左片麻痺の患側は左下肢なので、順序は「杖→左脚(患側)→右脚(健側)」。健側を最後に運ぶことで、支持性の弱い患側荷重時にも杖と健側で身体を支えられる。

✗ 1. 誤り
左脚 → 杖 → 右脚
先に患側を出すと安定性が損なわれる
✗ 2. 誤り
右脚 → 杖 → 左脚
健側を先に出す順序で2点支持歩行に合わない
✗ 3. 誤り
左脚 → 右脚 → 杖
杖を最後に出す順序で誤り
✓ 4. 正しい
杖 → 左脚 → 右脚
杖→患側(左)→健側(右)の正しい順序
✗ 5. 誤り
杖 → 右脚 → 左脚
患側と健側の順が逆
ポイント
  • 杖は健側で持つ
  • 常時2点支持=3動作歩行:杖→患側→健側
  • 左片麻痺の患側は左下肢
  • 安定性重視で患側を先、健側を最後
比較表
杖歩行の順序
歩行様式順序(左片麻痺)
常時2点支持(3動作)杖→左脚(患側)→右脚(健側)
2動作歩行杖+左脚(同時)→右脚
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