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理由で解く 作業療法士

QO55A023 作業療法評価学

出典:第55回作業療法士国家試験(2020)午前 問23
問題
作業遂行の評価の説明で正しいのはどれか。
選択肢
1 意志質問紙は生活満足度を評価する。
2 AMPSは患者への質問紙により評価する。
3 興味チェックリストは作業の満足度を評価する。
4 COPMは作業の運動技能と処理技能を評価する。
5 役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する。
解答
正解5(役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する。)
解説

役割チェックリストは過去・現在・未来の役割の遂行と、各役割に対する価値づけ(知覚と価値)を評価する。

人間作業モデル(MOHO)関連の評価法の目的を区別する問題。役割チェックリストは、これまで・現在・これからの役割を本人がどう認識し(知覚)、どの程度重要と感じているか(価値)を自己記入で評価する。意志質問紙(VQ)は観察により意志(動機づけ)を評価し、AMPSは実際の課題遂行を作業療法士が観察評価する遂行検査であって質問紙ではない。COPMは半構造化面接で作業遂行の重要度・遂行度・満足度を評価するもので、運動・処理技能の観察評価はAMPSの役割である。

✗ 1. 誤り
意志質問紙は生活満足度を評価する。
意志質問紙(VQ):観察により意志(動機づけ・価値・興味)を評価するもので、生活満足度の評価ではない
✗ 2. 誤り
AMPSは患者への質問紙により評価する。
作業療法士がADL/IADL課題の実遂行を観察して運動・処理技能を採点する観察評価で、質問紙ではない
✗ 3. 誤り
興味チェックリストは作業の満足度を評価する。
作業・活動への興味の程度を調べるもので、満足度の評価ではない
✗ 4. 誤り
COPMは作業の運動技能と処理技能を評価する。
面接で作業遂行の重要度・遂行度・満足度を評価する。運動・処理技能の評価はAMPSの役割
✓ 5. 正しい
役割チェックリストは役割の知覚と価値を評価する。
過去・現在・未来の役割の遂行と、その役割に対する価値づけ(知覚と価値)を評価
ポイント
  • 役割チェックリスト=役割の知覚と価値
  • AMPS=観察による運動・処理技能評価(質問紙ではない)
  • COPM=面接で重要度・遂行度・満足度
  • VQ=観察による意志の評価
比較表
作業遂行に関する評価法
評価法方法評価対象
役割チェックリスト自己記入役割の遂行・知覚と価値
AMPS観察評価運動技能・処理技能
COPM半構造化面接重要度・遂行度・満足度
意志質問紙(VQ)観察意志(動機づけ)
興味チェックリスト自己記入作業への興味
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