学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO55A010
理由で解く 作業療法士
リズム(聴覚キューイング)を利用した歩行はすくみ足・小刻み歩行を改善し転倒を減らす有効な指導。
Parkinson病では基底核の障害により運動の自動的なリズム生成が障害され、すくみ足や小刻み歩行、加速歩行を生じて転倒しやすい。メトロノームや号令などの外的リズム(聴覚キュー)に合わせて歩くと歩幅とリズムが整い、すくみ足が改善して転倒予防につながる。したがって「リズムをとりながら歩行する」が適切。ステージIIIは姿勢反射障害があるが自立歩行は可能な段階で、車椅子駆動の指導は時期尚早。前傾(体幹屈曲)姿勢は本疾患で既に強く、助長すると重心が前方に偏り転倒を増やす。足関節への重錘は歩行を妨げ疲労・転倒リスクを高め推奨されない。方向転換はすくみ足が誘発されやすく、直線的な急な方向転換より弧を描く大回りが安全である。
| 方法 | 効果/適否 |
|---|---|
| リズム・視覚キュー | すくみ足改善・転倒予防に有効 |
| 体幹屈曲の助長 | 前傾増悪で転倒増(不適) |
| 足関節重錘 | 歩行妨げ・疲労増(不適) |
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