学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO55A008
理由で解く 作業療法士
MWST5点・RSST4回で嚥下機能自体は良好。問題は「次々に口へ運ぶ」ペーシング障害であり、小さいスプーンで一口量とペースを制御する。
MWST5点(むせなく飲め嚥下良好)、RSST4回/30秒(正常=3回以上)から嚥下機能そのものは保たれている。危険因子は「次から次へと食べ物を口に運ぶ」という先行期・認知面のペーシング(食べる速度)の問題で、口腔内に食物が過剰にたまると窒息や誤嚥のリスクとなる。小さいスプーンにすると一口量が減り、自然に摂取ペースが抑えられるため最も適切。左片麻痺(右半球損傷)では左半側空間無視を伴いやすく、皿を左空間に置くと見落とす。嚥下機能が良好な本例でとろみは不要で、逆に食べにくさを招く。耳下腺マッサージは唾液分泌促進が目的で本例の課題に合致しない。
| 検査 | 正常/良好の目安 |
|---|---|
| 改訂水飲みテスト(MWST) | 5点=むせなく良好(最高点) |
| 反復唾液嚥下テスト(RSST) | 30秒で3回以上 |
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