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理由で解く 作業療法士

QO54P002 作業療法評価学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午後 問2
問題
図の遠城寺式乳幼児分析的発達検査表の結果から考えられる移動運動の発達月数で正しいのはどれか。
選択肢
1 3〜4か月
2 4〜5か月
3 5〜6か月
4 6〜7か月
5 7〜8か月
解答
正解2(4〜5か月)
解説

遠城寺式発達検査では通過した項目の上限が発達年齢の目安となる。移動運動で4〜5か月に相当する項目は『寝返り(寝がえりをする)』であり、この時期を境界とする結果である。

遠城寺式乳幼児分析的発達検査は、移動運動・手の運動・基本的習慣・対人関係・発語・言語理解の6領域を月齢帯ごとに評価する。各領域で『通過(できる)』した項目の最も高い月齢帯が、その領域の発達水準の目安になる。移動運動の発達順序は、首すわり(3〜4か月)→寝返り(4〜5か月)→座位保持・両手支持(6〜7か月)→つかまり立ち(8〜9か月)と進む。図で移動運動の通過が『寝返り』の水準までで、それ以降が未通過であれば、移動運動の発達月数は4〜5か月と判断される。首すわり止まり(3〜4か月)より進み、座位保持(6〜7か月)には至っていない点が判断根拠となる。

✗ 1. 誤り
3〜4か月
首がすわる時期。寝返りはまだで、本問より発達が低い
✓ 2. 正しい
4〜5か月
寝返りをする時期に相当し、図の移動運動の通過水準と一致する
✗ 3. 誤り
5〜6か月
腹ばいでの方向転換などが加わる時期で、やや進んでいる
✗ 4. 誤り
6〜7か月
座位保持・両手支持が可能になる時期でさらに進む
✗ 5. 誤り
7〜8か月
ひとり座りで遊ぶ時期で明らかに進みすぎ
ポイント
  • 遠城寺式:通過項目の上限で発達年齢を判定
  • 移動運動の順序:首すわり(3-4)→寝返り(4-5)→お座り(6-7)→つかまり立ち(8-9)
  • 4〜5か月の代表項目は『寝返り』
比較表
移動運動の発達マイルストーン(遠城寺式の目安)
月齢帯移動運動の代表項目
3〜4か月首がすわる
4〜5か月寝返りをする
5〜6か月腹ばいで体をまわす
6〜7か月座位で両手支持・少し座る
7〜8か月ひとりで座って遊ぶ
8〜9か月つかまって立っている
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