学習トップ理由で解く 作業療法士第12章 ▸ 一般 / QO54A047

理由で解く 作業療法士

QO54A047 作業療法治療学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午前 問47
問題
強直間代けいれんの発作時の対応で正しいのはどれか。
選択肢
1 上下肢を抑える。
2 タオルを嚙ませる。
3 発作の様子を記録する。
4 刺激を加えて意識障害の程度を判定する。
5 発作終了後、直ちに抗てんかん薬を服用させる。
解答
正解3(発作の様子を記録する。)
解説

全身けいれん発作時は、周囲の安全確保と観察・記録が基本。無理な抑制や口内への挿入、刺激、発作直後の内服はいずれも避ける。

強直間代発作では、まず転倒・外傷を防ぎ、頭部を保護して安全を確保する。発作の持続時間・型・左右差・意識状態を観察し記録することが、診断・治療方針の決定に重要で正しい対応である。四肢を強く抑えると骨折・脱臼を招く。口にタオルや物を入れるのは窒息・誤嚥・口腔外傷の危険があり禁忌。意識を確認するための強い刺激は不要で、発作直後の意識障害下で薬を飲ませると誤嚥の危険がある。

✗ 1. 誤り
上下肢を抑える。
強く抑制すると骨折・脱臼の危険があり不適切
✗ 2. 誤り
タオルを嚙ませる。
窒息・誤嚥・口腔損傷を招く禁忌行為
✓ 3. 正しい
発作の様子を記録する。
持続時間・型・意識を観察・記録するのが正しい
✗ 4. 誤り
刺激を加えて意識障害の程度を判定する。
不要な刺激で、安全確保が優先
✗ 5. 誤り
発作終了後、直ちに抗てんかん薬を服用させる。
意識回復前の内服は誤嚥の危険がある
ポイント
  • 発作時は安全確保と観察・記録
  • 抑制・口内挿入・刺激・発作直後の内服は避ける
  • 持続時間や左右差の記録が診療に有用
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