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理由で解く 作業療法士

QO54A045 作業療法治療学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午前 問45
問題
うつ病の回復期の作業療法で適切なのはどれか。
選択肢
1 適度な運動を活動に取り入れる。
2 メモは使わず記憶するよう促す。
3 休憩は最小限にして持久力をつける。
4 あらかじめ決めた活動は全て行うようにする。
5 自信を取り戻すため高めの負荷量を設定する。
解答
正解1(適度な運動を活動に取り入れる。)
解説

うつ病回復期は、軽い達成感が得られる適度な運動・活動を段階的に取り入れ、無理をさせず休息を確保することが基本。

うつ病の回復期は活動性が戻り始める時期だが、まだ易疲労性が残り、無理をすると再燃や焦燥を招く。適度な運動を取り入れることは気分の改善・生活リズムの回復に有効で適切である。一方、負荷を高める・休憩を最小限にする・決めた活動を全てやり切らせる・記憶に頼らせるといった対応は、疲労や失敗体験・自責感を強め回復を妨げる。段階づけと成功体験の積み重ね、休息の確保が原則である。

✓ 1. 正しい
適度な運動を活動に取り入れる。
生活リズムと気分の改善に有効で回復期に適切
✗ 2. 誤り
メモは使わず記憶するよう促す。
集中力低下が残る時期に負担を増やし不適切
✗ 3. 誤り
休憩は最小限にして持久力をつける。
易疲労性を無視し再燃を招くため不適切
✗ 4. 誤り
あらかじめ決めた活動は全て行うようにする。
完遂を強いると負担・自責を強める
✗ 5. 誤り
自信を取り戻すため高めの負荷量を設定する。
過負荷は失敗体験となり自信喪失を招く
ポイント
  • 回復期でも易疲労性が残る
  • 段階づけと成功体験、休息の確保
  • 適度な運動は有効/過負荷・完遂強制は禁物
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