学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第11章 ▸ 実地 / QO54A015
理由で解く 作業療法士
突然の動悸・呼吸困難・死への恐怖が数分で反復=パニック発作(パニック障害)。発作を恐れて逃げられない状況(列車・飛行機)を避ける=広場恐怖。両者はしばしば併存する。
本症例は、誘因なく突然生じる動悸・息苦しさ・めまい・「死んでしまうのではないか」という強烈な不安(パニック発作)が数分で消退し、以後反復している。これはパニック障害の典型像である。さらに「また発作が起きるのでは」という予期不安から、逃げ場のない・助けを得にくい状況(列車や飛行機の単独利用)を回避しており、これは広場恐怖の定義に合致する。パニック障害と広場恐怖は臨床的に高頻度で併存する。したがって考えられるのはパニック障害と広場恐怖の2つである。
| 疾患 | 特徴 |
|---|---|
| パニック障害 | 予期しない反復するパニック発作+予期不安 |
| 広場恐怖 | 逃げ場のない状況の回避(乗物・雑踏・外出) |
| 社交恐怖 | 注目・評価される社交場面への恐怖 |
| 適応障害 | 特定ストレス因への反応(3か月以内) |
| 急性ストレス反応 | 強い外傷体験直後、数日〜4週で軽快 |
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