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理由で解く 作業療法士

QO54A005 作業療法評価学

出典:第54回作業療法士国家試験(2019)午前 問5
問題
改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〈JDDST-R〉において、90%以上の通過率で、2秒以上図の姿勢が可能となる時期はどれか。
選択肢
1 6か月以上8か月未満
2 8か月以上10か月未満
3 10か月以上12か月未満
4 12か月以上14か月未満
5 14か月以上16か月未満
解答
正解4(12か月以上14か月未満)
解説

JDDST-Rの粗大運動項目『ひとりで立つ(2秒間)』の90%通過は概ね13〜14か月ごろ。12か月以上14か月未満が該当する。

改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査(JDDST-R)は、個人-社会/微細運動-適応/言語/粗大運動の4領域で発達を月齢と対比してスクリーニングする検査で、各項目に25%・50%・75%・90%通過月齢が示される。図の姿勢は支えなしでの独立起立(2秒間ひとりで立つ)で、粗大運動の発達順序ではつかまり立ち→伝い歩き→独立起立→独歩へと進む。独立起立(2秒)の90%通過は概ね13〜14か月であり、選択肢では12か月以上14か月未満が最も合致する。ひとり歩き(独歩)の90%通過が約14〜15か月であることと整合的な、その直前の運動発達段階として理解するとよい。

✗ 1. 誤り
6か月以上8か月未満
支え座位が安定する時期で、独立起立には早すぎる
✗ 2. 誤り
8か月以上10か月未満
つかまり立ち・はいはいの時期で独立起立には至らない
✗ 3. 誤り
10か月以上12か月未満
伝い歩きの段階で、90%通過にはやや早い
✓ 4. 正しい
12か月以上14か月未満
独立起立(2秒)の90%通過時期に合致
✗ 5. 誤り
14か月以上16か月未満
この頃には既に独歩が可能で、起立の90%通過時期としては遅い
ポイント
  • JDDST-R=4領域(個人社会/微細運動適応/言語/粗大運動)のスクリーニング
  • 独立起立(2秒)の90%通過は約13〜14か月
  • 運動発達順序=つかまり立ち→伝い歩き→独立起立→独歩
比較表
粗大運動の主なマイルストン(90%通過の目安)
項目90%通過の目安
ひとりで座る約8か月
つかまり立ち約10か月
ひとりで立つ(2秒)約13〜14か月
ひとりで歩く約14〜15か月
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