学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO53P019
理由で解く 作業療法士
記憶障害では想起を強いず、正答を先に伝えて確認する誤りなし学習・見当識支援が適切。
本症例はAlzheimer型認知症で見当識障害と遅延再生(近時記憶)の低下が顕著である。想起を強いる質問(誰か・覚えているか・前回何をしたか・道順の先導)は、思い出せないことで失敗体験と不安・自尊心の低下を招き、記憶障害の特性に反する。適切なのは、療法士が「もう〇月〇日ですね」と正しい情報を先に伝えて確認する対応で、これは日付の見当識を補うリアリティオリエンテーションであり、誤りを生じさせずに情報を提供する誤りなし学習の考え方にも沿う。想起の負荷をかけずに安心して参加できる点で最も適切である。
| 対応 | 評価 |
|---|---|
| 正しい情報を先に伝える | 適切 |
| 想起を強いて質問する | 不適切 |
| 答えられず失敗を体験させる | 不適切 |
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