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理由で解く 作業療法士
強迫性障害では完璧さ・正確さを求める作業は強迫を強化する。自由度の高い作業で完全主義から解放する。
本症例は不潔恐怖と洗浄・確認強迫を呈する強迫性障害である。作業療法では、正確さや完璧さを求める課題は「きちんとできているか」という強迫観念・確認行為を強化してしまうため避ける。むしろ正解や仕上がりが一義に定まらない自由度の高い作業を提供し、こだわりや完全主義から距離を取れる体験を促すのが適切である。強迫行為を無理に中止させると不安が高まり逆効果になりやすく、原因の自己洞察を急がせるのも侵襲的で治療関係を損ないやすい。工程確認を療法士が肩代わりするのは症状に巻き込まれた不適切な関与(巻き込み)である。
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