学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO53P017
理由で解く 作業療法士
自己嫌悪と自傷を伴う摂食障害では、まず本人を心配する気持ちを伝え受容的・支持的に関わる。
本症例は神経性過食症で、過食嘔吐に加え強い自己嫌悪と自傷行為(リストカット)を伴い自己評価が低下している。本人が近況を報告してきた場面では、症状の追及や指示・禁止よりも、まず関心を寄せ心配している気持ちを率直に伝えることで、受容されている感覚と信頼関係を育むことが最優先となる。過食の理由を問い詰めることは自己嫌悪を強めやすく、自傷を頭ごなしに禁じると本人を追い詰めて治療関係を損なう。出席状況の把握やスケジュール指導は管理的で、この場面での最適な関わりではない。
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