学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO53A015
理由で解く 作業療法士
不眠・いらだちの原因はカフェインの過剰摂取(1日4本以上)であり、まず原因であるカフェイン入り栄養ドリンクを減量することが最優先の初期介入である。
カフェインは中枢神経刺激作用をもち、過剰摂取は不眠・焦燥・いらだち・動悸などを引き起こす(カフェイン関連障害)。本患者はシフト勤務による眠気対策で栄養ドリンクを1日4本以上飲むようになってから不眠といらだちが出現しており、症状の直接原因はカフェインの過剰摂取と考えられる。妄想や抑うつはなく精神病症状も気分障害も認めないため、抗精神病薬や精神分析療法などの専門的治療より先に、まず原因物質である栄養ドリンクの減量を指導することが理にかなった初期介入である。あわせてシフト勤務に応じた睡眠衛生指導を行う。
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