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理由で解く 作業療法士

QO53A002 作業療法評価学

出典:第53回作業療法士国家試験(2018)午前 問2
問題
図は探索反射を検査している場面である。正しいのはどれか。
選択肢
1 反応は生涯続く。
2 満腹時には出現しにくい。
3 生後2か月ごろに出現する。
4 刺激されると嚥下反射が起こる。
5 刺激と反対側へ頭部が回旋する。
解答
正解2(満腹時には出現しにくい。)
解説

探索(ルーティング)反射は口周囲への刺激で刺激側へ頭部・口を向ける原始反射。哺乳に関与し、空腹時に出やすく満腹時は出にくい。

探索反射(rooting reflex)は口角や頬など口周囲を触れると、その刺激の方向(同側)へ頭部を回旋し口を開けて乳首を探す原始反射で、哺乳行動の準備段階を担う。出生時からみられ、生後4~6か月ごろに消失する。摂食行動に直結するため、空腹時には出現しやすく満腹時には出現しにくいという特徴がある。探索反射で乳首を口にとらえた後に、それに続いて吸啜反射が起こる関係にあり、両者は別個の反射である。

✗ 1. 誤り
反応は生涯続く。
探索反射は原始反射で生後4~6か月ごろに消失する
✓ 2. 正しい
満腹時には出現しにくい。
哺乳に関わる反射で空腹時に出やすく満腹時は出にくい
✗ 3. 誤り
生後2か月ごろに出現する。
出生時から既に認められる
✗ 4. 誤り
刺激されると嚥下反射が起こる。
探索反射自体は頭部・口を刺激側へ向ける反応で、吸啜反射は乳首を口にとらえた後に続く別の反射
✗ 5. 誤り
刺激と反対側へ頭部が回旋する。
刺激と同側へ頭部が回旋する
ポイント
  • 探索反射=口周囲刺激で同側へ頭部を向ける原始反射
  • 出生時からみられ生後4~6か月で消失
  • 空腹時に出やすく満腹時は出にくい
比較表
哺乳に関わる原始反射
反射刺激・反応消失時期
探索反射口周囲を触れると同側へ頭部を向ける4~6か月
吸啜反射口に入った物を吸う4~6か月
咬反射歯茎への刺激で咬む乳児期
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