学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO52P019
理由で解く 作業療法士
自己効力感の向上には『できる・成功する』体験が重要。手続き記憶として保たれやすく本人がうまくできる詩吟が導入に最適。
自己効力感(self-efficacy)は『自分はうまくできる』という感覚で、その向上には成功体験を積める課題選択が重要である。本例はHDS-R10点で記憶・計算・見当識が低下しているが、詩吟のような長年親しんだ活動は手続き記憶・長期記憶として比較的保たれやすく、成功体験を得やすい。一方、洋裁は『できなくなって自信を喪失』した経緯があり失敗体験を想起させるため導入には不適。計算ドリル(減算に失点)、献立づくり(遂行機能・記憶を要する)、立体パズル(構成・遂行機能を要する)は、いずれも現在の認知機能では困難で失敗体験となりやすく、自己効力感向上には不向きである。
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