学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO52P018
理由で解く 作業療法士
自閉症児は聴覚言語より視覚情報の理解が得意なことが多く、絵・カードなど視覚的支援(構造化)を用いた具体的・単一の指示が有効。
自閉スペクトラム症(小児自閉症)では、言語理解の遅れがある一方で視覚的情報の処理が比較的得意なことが多く、絵カードや写真などの視覚支援(PECSやTEACCHの構造化)が意思伝達に有効である。本児は言語発達の遅れと軽度知的障害を伴い『先生の言うことが分からない』と訴えていることから、視覚的手がかりを豊富に用いて具体的に伝える工夫が最も留意すべき点となる。一度に複数の指示を出すこと、表情など曖昧で読み取りにくい非言語情報に頼ること、時間をおいた指摘(行動と結果の随伴性が理解しにくい)、集団への一斉声かけは、いずれも自閉症の特性に合わず理解を妨げる。
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