学習トップ / 理由で解く 作業療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QO52P017
理由で解く 作業療法士
神経性やせ症では、患者を否定せず受容的に本人の考え(ボディイメージ・健康観)を聴きつつ、身体的リスクに対応するため検査の必要性を伝えて促すことが適切。
神経性やせ症(神経性無食欲症)は、ボディイメージの障害とやせ願望・肥満恐怖を背景に、著明な体重減少や無月経など身体合併症をきたす。治療では、患者を非難・否定せず受容的に関わって信頼関係を築き、本人の健康状態への認識を確認すること(選択肢3)が重要である。同時に、低体重による身体的リスク(電解質異常・徐脈・骨密度低下など)の把握のため、検査の必要性を丁寧に伝えて臨床検査を勧めること(選択肢5)も欠かせない。心理的問題に触れないこと、食事を本人任せにすること、母親の説得要求をそのまま実行して『太っていなかった』と論理で説得することは、いずれも病態理解に反し治療関係を損なうため不適切である。
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