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理由で解く 作業療法士

QO52A025 作業療法評価学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午前 問25
問題
頭部単純CTで発症直後から診断できるのはどれか。
選択肢
1 脳梗塞
2 脳出血
3 Parkinson病
4 多発性硬化症
5 白質ジストロフィー
解答
正解2(脳出血)
解説

脳出血は発症直後から高吸収域(白く)として頭部単純CTに描出される。脳梗塞は超急性期には所見が乏しい。

新鮮な出血(血腫)はヘモグロビン(鉄)を含み、頭部単純CTで周囲より高吸収域(白色)として発症直後から明瞭に描出されるため、脳出血は単純CTで即時診断できる。脳梗塞は超急性期(発症数時間以内)には単純CT上の変化が乏しく、早期虚血変化やはっきりした低吸収域が出るまで時間を要するため拡散強調MRIが有用。Parkinson病は画像でなく臨床症状で診断され、多発性硬化症や白質ジストロフィーは白質病変の評価にMRIが必要で、単純CTでの早期診断には適さない。

✗ 1. 誤り
脳梗塞
超急性期は単純CTで所見に乏しく拡散強調MRIが有用
✓ 2. 正しい
脳出血
発症直後から高吸収域として描出され即時診断可能
✗ 3. 誤り
Parkinson病
画像でなく臨床症状で診断
✗ 4. 誤り
多発性硬化症
白質病変の評価にMRIが必要
✗ 5. 誤り
白質ジストロフィー
白質病変評価にMRIが必要
ポイント
  • 脳出血=単純CTで発症直後から高吸収域
  • 脳梗塞の超急性期=拡散強調MRIが有用
  • 変性疾患・脱髄はMRIが基本
比較表
頭部単純CTの所見
疾患急性期の単純CT所見
脳出血高吸収域(白)で即時描出
脳梗塞超急性期は所見乏しい(のちに低吸収域)
脱髄・変性疾患MRIが有用
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