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理由で解く 作業療法士

QO60P036 作業療法評価学

出典:第60回作業療法士国家試験(2025)午後 問36
問題
生化学検査項目と検査値の組合せで基準範囲内にあるのはどれか。
選択肢
1 C反応性蛋白〈CRP〉 ― 7.2mg/dL
2 アルブミン〈Alb〉 ― 2.3g/dL
3 総コレステロール〈TC〉 ― 345mg/dL
4 脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉 ― 350pg/mL
5 ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉(NGSP) ― 5.5 %
解答
正解5(ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉(NGSP) ― 5.5 %)
解説

HbA1c 5.5%は基準範囲内(概ね4.6〜6.2%)。他は炎症・低栄養・脂質異常・心不全を示す異常値。

リスク管理上、代表的検査値の基準範囲を把握する必要がある。HbA1c(NGSP)は過去1〜2か月の平均血糖を反映し、基準は概ね4.6〜6.2%で、5.5%は正常範囲内。CRPは炎症マーカーで基準0.3mg/dL以下、7.2は高度炎症を示唆。アルブミンは4.1〜5.1g/dLが基準で、2.3は低栄養・低アルブミン血症。総コレステロールは概ね130〜220mg/dLで345は脂質異常症。BNPは心不全マーカーで基準18.4pg/mL以下、350は心不全を強く示唆。したがって基準範囲内は選択肢5のみ。

✗ 1. 誤り
C反応性蛋白〈CRP〉 ― 7.2mg/dL
基準0.3mg/dL以下に対し高値で炎症を示唆
✗ 2. 誤り
アルブミン〈Alb〉 ― 2.3g/dL
基準4.1〜5.1g/dLに対し低値で低栄養・低アルブミン血症
✗ 3. 誤り
総コレステロール〈TC〉 ― 345mg/dL
基準約130〜220mg/dLに対し高値で脂質異常症
✗ 4. 誤り
脳性ナトリウム利尿ペプチド〈BNP〉 ― 350pg/mL
基準18.4pg/mL以下に対し著明高値で心不全を示唆
✓ 5. 正しい
ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉(NGSP) ― 5.5 %
基準約4.6〜6.2%の範囲内で正常
ポイント
  • HbA1c基準 約4.6〜6.2%
  • CRP基準 0.3mg/dL以下
  • Alb基準 4.1〜5.1g/dL
  • BNP基準 18.4pg/mL以下(高値で心不全)
比較表
主な生化学検査の基準範囲
項目基準範囲の目安
CRP0.3 mg/dL 以下
アルブミン4.1〜5.1 g/dL
総コレステロール約130〜220 mg/dL
BNP18.4 pg/mL 以下
HbA1c(NGSP)約4.6〜6.2 %
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