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理由で解く 作業療法士

QO57A025 作業療法評価学

出典:第57回作業療法士国家試験(2022)午前 問25
問題
栄養評価に適した項目はどれか。2つ選べ。
選択肢
1 体重
2 血糖値
3 前腕周囲径
4 上腕三頭筋筋力
5 血清アルブミン値
解答
正解1(体重)、5(血清アルブミン値)
解説

栄養評価は身体計測(体重・体重減少率)と血液生化学(血清アルブミン)が代表。上腕は『三頭筋皮下脂肪厚』や『周囲長』で、筋力ではない。

栄養状態の評価は、身体計測(体重・体重変化率・BMI・上腕周囲長・上腕三頭筋部皮下脂肪厚など)、血液生化学(血清アルブミン・トランスフェリン・総リンパ球数など)、食事摂取量などを組み合わせて行う。選択肢のうち『体重』は最も基本的な栄養指標で、体重減少率は低栄養の重要な手がかりとなる。『血清アルブミン値』は内臓蛋白量を反映する代表的な血液指標で、低下は蛋白栄養障害を示す(半減期が長く慢性の指標)。血糖値は糖代謝の指標で栄養評価の主指標ではなく、上腕で評価するのは皮下脂肪厚や周囲長であって『筋力』は栄養指標ではない。前腕周囲径は一般的な栄養指標として用いない。

✓ 1. 正しい
体重
体重・体重減少率は基本的な栄養評価指標
✗ 2. 誤り
血糖値
糖代謝の指標で栄養評価の主指標ではない
✗ 3. 誤り
前腕周囲径
栄養指標としては上腕周囲長を用い、前腕周囲径は一般的でない
✗ 4. 誤り
上腕三頭筋筋力
栄養評価に用いるのは三頭筋部皮下脂肪厚であり筋力ではない
✓ 5. 正しい
血清アルブミン値
内臓蛋白量を反映する代表的な栄養指標
ポイント
  • 身体計測:体重・体重減少率・BMI・上腕周囲長・上腕三頭筋皮下脂肪厚
  • 血液生化学:血清アルブミン(慢性)・トランスフェリン・総リンパ球数
  • 血糖値は糖代謝、栄養の主指標ではない
比較表
主な栄養評価指標
種類指標例
身体計測体重・体重減少率・上腕周囲長・上腕三頭筋皮下脂肪厚
血液生化学血清アルブミン・トランスフェリン・総リンパ球数
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