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理由で解く 作業療法士

QO52A023 基礎作業療法学

出典:第52回作業療法士国家試験(2017)午前 問23
問題
人間作業モデルについて誤っているのはどれか。
選択肢
1 役割の変化を評価する。
2 作業の興味を評価する。
3 作業の重要度を10段階で評価する。
4 人が作業に適応できるように介入する。
5 人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる。
解答
正解3(作業の重要度を10段階で評価する。)
解説

人間作業モデル(MOHO)は人を意志・習慣化・遂行能力の相互作用でとらえる。作業の重要度を10段階評価するのはCOPMである。

人間作業モデル(MOHO;Kielhofner)は、人間を『意志』『習慣化』『遂行能力』という3つのサブシステムの相互作用としてとらえ、環境との相互関係の中で作業適応を促す理論モデルである。役割チェックリストによる役割の変化や、興味チェックリストによる作業の興味の評価はMOHOに含まれる評価である。一方、作業の重要度を10段階で評価するのはCOPM(カナダ作業遂行測定)の手法であり、MOHOのものではないため誤り。

✗ 1. 正しい
役割の変化を評価する。
役割チェックリスト等でMOHOに含まれる
✗ 2. 正しい
作業の興味を評価する。
興味チェックリスト等でMOHOに含まれる
✓ 3. 誤り
作業の重要度を10段階で評価する。
10段階の重要度評価はCOPMの手法(誤/これが正答)
✗ 4. 正しい
人が作業に適応できるように介入する。
作業適応を促すのがMOHOの目的
✗ 5. 正しい
人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる。
人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる:MOHOの中核概念
ポイント
  • MOHO=意志・習慣化・遂行能力の相互作用
  • 役割・興味の評価を含む
  • 10段階の重要度評価はCOPM
  • 作業適応の促進が目的
比較表
MOHOとCOPMの違い
評価特徴
MOHO意志・習慣化・遂行能力の相互作用で人を理解、役割・興味を評価
COPM作業遂行の重要度・遂行度・満足度を各10段階で評価
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