学習トップ理由で解く 臨床医学総論第11章 ▸ A. 治療の概要 / Q0717

理由で解く 臨床医学総論

Q0717 治療学

出典:あマ指 第27回(2019) 問題53
問題
対症療法はどれか。
選択肢
1 糖尿病に対する食事療法
2 腰痛に対する鎮痛薬の投与
3 虫垂炎に対する外科手術
4 肝不全に対する生体肝移植
解答
正解2(腰痛に対する鎮痛薬の投与)
解説
✗ 1. 誤り
糖尿病に対する食事療法
糖尿病に対する食事療法は疾患の根本原因に対する治療で対症療法ではない。
✓ 2. 正解
腰痛に対する鎮痛薬の投与
✓ 正しい。 対症療法は疾患の原因を除くのではなく主要な症状を抑制する治療法である。腰痛に対する鎮痛薬の投与は痛みという症状を緩和する対症療法の代表例。糖尿病の食事療法は生活習慣の改善、虫垂炎の手術と肝移植は原因療法に分類される。
✗ 3. 誤り
虫垂炎に対する外科手術
虫垂炎に対する外科手術は病巣を切除する原因療法。
✗ 4. 誤り
肝不全に対する生体肝移植
肝不全に対する生体肝移植は臓器を置き換える根本的治療で対症療法ではない。
ポイント
  • 対症療法=症状の緩和が目的(鎮痛薬・解熱薬など)。原因そのものは除かない。
  • 対症療法は疾患の原因を除くのではなく主要な症状を抑制する治療法である。
  • 腰痛に対する鎮痛薬の投与は痛みという症状を緩和する対症療法の代表例。
  • 重要用語: 鎮痛薬、解熱薬など、原因そのものは除かない を正確に理解しておくこと。
比較表
治療法の種類 目的 具体例
原因療法 病因を除去 感染症への抗菌薬・虫垂炎の手術
対症療法 症状の緩和 解熱薬・鎮痛薬・鎮咳薬の投与
代償療法(補充療法) 不足成分の補充 インスリン投与・輸血・ビタミン補充
保存療法 病巣を温存し治療 抗菌薬治療(手術せず)
特殊療法 特殊な設備・方法 救急療法・人工臓器・臓器移植
解説画像
あマ指 第27回(2019) 問題53|対症療法はどれか。 解説図
あマ指 第27回(2019) 問題53|対症療法はどれか。
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