学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ Q. ショック・出血傾向・貧血・易感染性 / Q0694

理由で解く 臨床医学総論

Q0694 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第28回(2020) 問題54
問題
ショックの分類と原因の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 血液量減少性ショック ― 熱傷
2 心原性ショック ― 緊張性気胸
3 血液分布異常性ショック ― 心筋梗塞
4 閉塞性ショック ― 消化管出血
解答
正解1(血液量減少性ショック――――――熱 傷)
解説
✓ 1. 正解
血液量減少性ショック ― 熱傷
✓ 正しい。 熱傷では体表面からの血漿成分の大量喪失により循環血液量が減少し、血液量減少性ショック(熱傷ショック)を起こす。心原性ショックは心筋梗塞(緊張性気胸ではない)、血液分布異常性ショックは敗血症やアナフィラキシー(心筋梗塞ではない)、閉塞性ショックは肺塞栓や心タンポナーデ(消化管出血ではない)が原因である。
✗ 2. 誤り
心原性ショック ― 緊張性気胸
心原性ショックの原因は心筋梗塞であり、緊張性気胸は閉塞性ショックの原因である。
✗ 3. 誤り
血液分布異常性ショック ― 心筋梗塞
血液分布異常性ショックは敗血症やアナフィラキシーが原因であり、心筋梗塞は心原性ショック。
✗ 4. 誤り
閉塞性ショック ― 消化管出血
閉塞性ショックは肺塞栓や心タンポナーデが原因であり、消化管出血は血液量減少性ショック。
ポイント
  • ショック分類:血液量減少性(出血・熱傷)、心原性(心筋梗塞)、血液分布異常性(敗血症)、閉塞性(肺塞栓)。
  • 熱傷では体表面からの血漿成分の大量喪失により循環血液量が減少し、血液量減少性ショック(熱傷ショック)を起こす。
  • 心原性ショックは心筋梗塞(緊張性気胸ではない)、血液分布異常性ショックは敗血症やアナフィラキシー(心筋梗塞ではない)、閉塞性ショックは肺塞栓や心タンポナーデ(消化管出血ではない)が原因である。
  • 重要用語: 出血、熱傷、心原性 を正確に理解しておくこと。
比較表
易感染性の原因 具体例
皮膚・粘膜の障害 火傷・外傷・抗癌薬使用
好中球の減少・機能不全 白血病・再生不良性貧血・糖尿病
体液性免疫不全 骨髄腫・リンパ腫・低蛋白血症
細胞性免疫不全 AIDS・悪性腫瘍・ステロイド長期使用
解説画像
鍼灸 第28回(2020) 問題54|ショックの分類と原因の組合せで正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第28回(2020) 問題54|ショックの分類と原因の組合せで正しいのはどれか。
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