学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ A. 運動麻痺(上位・下位ニューロン) / Q0339

理由で解く 臨床医学総論

Q0339 運動機能検査

出典:鍼灸 第28回(2020) 問題55
問題
次の文で示す症例の確定診断のために最も重要な検査はどれか。「25歳の男性。10日前に上気道炎に罹患、3日前から両下肢の粗大筋力が低下、後に両上肢へと進展した。」
選択肢
1 頸椎MRI 検査
2 末梢神経伝導速度検査
3 血中CK 値測定
4 遺伝子検査
解答
正解2(末梢神経伝導速度検査)
解説
✗ 1. 誤り
頸椎MRI 検査
この検査はギラン・バレー症候群の確定診断には最も重要ではない。
✓ 2. 正解
末梢神経伝導速度検査
✓ 正しい。 症例は25歳男性、上気道炎後に両下肢の弛緩性麻痺が上行性に進行しており、ギラン・バレー症候群が疑われる。確定診断に最も重要な検査は髄液検査である。ギラン・バレー症候群では髄液の蛋白細胞解離(蛋白増加、細胞数正常)が特徴的所見であり、診断の決め手となる。神経伝導速度検査も有用で、脱髄を反映した伝導速度の低下がみられる。
✗ 3. 誤り
血中CK 値測定
この検査はギラン・バレー症候群の確定診断には最も重要ではない。
✗ 4. 誤り
遺伝子検査
この検査はギラン・バレー症候群の確定診断には最も重要ではない。
ポイント
  • ギラン・バレー症候群の確定診断には髄液検査(蛋白細胞解離)が最も重要である。
  • 症例は25歳男性、上気道炎後に両下肢の弛緩性麻痺が上行性に進行しており、ギラン・バレー症候群が疑われる。
  • 確定診断に最も重要な検査は髄液検査である。
  • 重要用語: ギラン、蛋白細胞解離、が最も重要である を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第28回(2020) 問題55|次の文で示す症例の確定診断のために最も重要な検査はどれか。「25歳の男性。10日前に上気道炎に罹患、3日前から両下肢の粗大筋力が低下、後に両上肢へと進展した。」 解説図
鍼灸 第28回(2020) 問題55|次の文で示す症例の確定診断のために最も重要な検査はどれか。「25歳の男性。10日前に上気道炎に罹患、3日前から両下肢の粗大筋力が低下、後に両上肢へと進展した。」
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